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中国語の翻訳会社に関するお役立ちコラム

本当に便利?中国語翻訳アプリの使い方

日本語で論文やレポートを書くのは特に問題がないけれど中国語や英語など言語を使う場合、表現方法や翻訳にミスが無いか確認しなければなりません。ある程度の量であれば自分や他人にチェックしてもらうけれど、膨大な数の場合は翻訳アプリを使うと良いです。ネット上には無料アプリだったり、会員登録しなければ使えないものもあったりします。これらはどう選べば良いのでしょうか?また各アプリの特徴や注意点を知り、快適に翻訳する方法を公開しています。

ダウンロードは簡単

さっそくアプリを使いたい!ではダウンロードから始めましょう。無料・有料アプリはもちろんですが、ウェブ上に公開されているツールなど様々な種類があります。用途によって使えるもの、そうでないものがあるのでまずは種類を知る事から始めましょう。

まず中国語の意味が理解できれば良い時、これは翻訳ではなく旅行や単語の意味を知りたい時に使います。大手企業が無料でアプリを提供しているケースもあるので、これらを利用すると良いです。但しこれらのアプリは直訳機能のみなので、長文や特殊な言い回しをしているケースには向きません。

続いては対話をしている時に翻訳してくれるアプリです。これも旅行で使うケースがほとんどです。近年ではビジネス用語をインプットしているものもあり、幅広く使えるようになっています。中国語は方言を入れると1000を超える言語が存在し、私達がスクールで学ぶような言語は標準語のようなものです。

最後に紹介するのが翻訳を目的に使うアプリです。ストアやサイトからダウンロードをするタイプがほとんどなので、特に迷う事はありません。

インストールが完了したらさっそく使ってみましょう。翻訳に特化したアプリはこれまでに説明したものよりも柔軟な対応ができます。精度やクセがあるので始めは単語のみ翻訳し、問題がなければ少しずつ文章を長くして翻訳していくと良いです。どうしても使い方が分からない場合はヘルプデスクへ相談し、指示を仰ぐのも賢い方法です。

発音記号に注意

中国語を翻訳する上で必ず確認しなければならないのがピンインを含む発音記号です。中国語は日本語のように漢字・ひらがな・カタカナでは無く全て漢字なので、意味を含める音を確認する為にピンインが使われています。1985年に中国で制定されたピンインは多言語圏に中国語の意味や発音を教える時に役立っています。ピンイン以前には注音記号がありましたが中国でこれらを使っているところはほとんどありませんが、台湾などの一部地域で使われるケースがあるようです。

肝心のピンインは全部で50種類、アルファベットvは使わずuの上に点が入った記号を使います。その26種類に合わせて声調符号が24種類で合わせて50種類になります。PCやスマホのアプリを使ってピンインを入力する場合は、日本語キーボードでは無く中国語キーボードにするとよいです。標準のIMEから別IMEをダウンロードする必要があるので、各機器によって導入方法が違います。

発音も独特でqiは日本語でいう「チ」xiは「シ」と発音します。中国語は発音で意味が違うので、ピンインを知らないと正確な翻訳ができません。これから中国語の翻訳家を目指す方は、アプリ導入の前にピンインをさわりだけでも知っておくと良いです。中にはピンイン自動変換機能が付いている場合もあるので、どうしてもピンインが理解できない場合はこれらを活用してみて下さい。

中国語アプリならではの特徴

日本語は方言やスラングがあってもある程度意味が分かりますし、聞いただけではわからないような方言は翻訳アプリで検索は不可です。これは国内ではほとんどの方が日本語(標準語)を話せるので必要が無いと認識されているからです。しかし中国は日本の25倍の面積を持つ大きな国で、多種多様な民族が住んでいます。首都北京は日本よりも都会で、言葉も標準の中国語がメインです。しかし郊外や田舎に行くと全く違う言葉で話している民族もいて、これらに対応していないとお互い意思の疎通ができません。

中国語アプリの言語充実度は国土の広さならではです。別の項目で説明したように中国語をうまく翻訳するのならピンインの知識が必要です。アプリによってはピンインも自動変換してくれるので、わざわざ自分で変換しなくても良いです。

そして忘れていけないのが翻訳のニュアンスです。例えば上海では近年グルメフェスタが開催され、多くの方で賑わっています。その様子を翻訳する場合、グルメフェスタという変換ができず「美食祭」「食事祭」といった微妙なワードになるケースもあります。アプリで変換されたからといって、そのまま記入してはNGですしうまく意味が伝わりません。これはネイティブチェックといって機械を通した後に、文法や表現におかしなポイントが無いか確認する事を指します。

アプリは目まぐるしく発展していますが、まだまだ完全ではありません。海外で時折見かけるおかしな日本語は、このネイティブチェックがうまくいっていない為だと考えられます。種類によってクセや特徴があるので、これらを確認しながら精度を高めて下さい。

無料アプリがおすすめできない理由

星の数ほどある中で、どれが使いやすいか。それは人それぞれですが、できるだけコストをかけたくないと思い無料タイプを使っている。絶対NGという訳では無いですが、翻訳家はあまり無料アプリに頼っていません。

理由はいくつかありますが、更新の頻度です。動作不良や不具合については何度か更新される事はありますが、それよりも翻訳精度・語録の豊富さが重要です。無料の場合はこれらの更新頻度が少なく、微妙なニュアンスや繊細な表現をうまくアウトプットできないデメリットがあります。大手無料翻訳アプリに関しては人工知能を搭載していたり、学習機能があったりするようですが、まだまだ発展途上なのでこのアプリ一本でやっていくのは不安です。

それに比べて有料アプリは更新頻度が多く、常に最新の語録やスラングが登録されているので直訳のようにおかしな翻訳にはなりません。学習機能はもちろんですが過去の表現を確認できる機能だったり、使う語録として登録できたりするので、無料のものと精度が段違いです。もちろん不具合や不明点がある場合のサポートも充実しているのも大きなメリットです。

月額だったり固定であったり種類は様々ですが、いくつかの無料アプリを組み合わせたりネイティブチェックに時間がかかったりするよりは、有料タイプを使った方が効率的です。使い方もシンプルなタイプが多く直感的な操作ができるので、設定に時間をかけないのも有料タイプの特徴です。

これらを総合的に考えても無料タイプよりも有料の方がはるかにメリットは多いです。

まとめ

旅行・会話・仕事と翻訳アプリは様々なシーンで活躍します。特に専門知識のある文書を訳す時にサクッと翻訳して、ネイティブチェックをするととてもスピーディです。

中国語は日本語のように漢字・ひらがな・カタカナといった種類は無く全て漢字です。その為、ピンインという発音記号が存在します。アルファベットで表記されるもので、声調記号と合わせると50種類です。これらを導入した上で翻訳してくれるアプリもあります。

アプリには無料・有料がありますが、使い方や機能だけでは無くサポート面を見ても有料に分があり、翻訳家のほとんどは有料タイプを愛用しているようです。