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中国語の翻訳会社に関するお役立ちコラム

中国語の翻訳を翻訳会社に外注する時の流れ

グローバル化が加速する中、翻訳の必要性はますます高くなっています。特にここ最近は中国を中心とするマーケットの拡大スピードも凄まじく、日本語から中国語への正しい翻訳も重要視されています。

翻訳のプロである翻訳会社への外注は、企業で働くメンバーの業務効率をアップさせるだけでなく、その翻訳内容のクオリティの高さから、会社の信用度を上げることにも繋がり一石二鳥です。
ここでは、実際に中国語の翻訳を翻訳会社に外注する場合の基本的な流れとポイントをまとめました。

事前の準備

一般的な内容の翻訳を依頼する場合は、どこの翻訳会社でも承っているため大きな問題はありませんが、専門的な内容や、出版物に関して企業独自の決まりや方針などがある場合は、翻訳者が参考にできるような資料があるとスムーズです。

例えば、同じ「こども」という単語でも「子供」と表記する場合もあれば「子ども」や「コドモ」と表記する場合など様々で、このような変換は中国語でも起こり得ます。
あらかじめ希望する表記がある場合には、事前に伝えておくと後々から直す手間も省けるのでベターです。

また、言語はその言い回しによって意味は同じでも与える印象が異なります。論文や報告書などの場合は、形式ばったいわゆる「書き言葉」が適していますが、対顧客など一般の方が読むと予想される文章の場合は、柔らかい表現とも言われる「話し言葉」の方が好まれます。

求める文章のテイストがイメージできるような原稿見本などがあると、翻訳者とのズレを最小限に抑えることができるでしょう。

言語と方言の確認

中国語と一括りに言っても、地域や国籍に応じて使われている中国語の種類が大きく異なるのがこの言語の特徴です。
書き言葉においては繁体字と簡体字の2種類が存在します。日本語でも関西弁と東北弁などの方言による違いがありますが、公式な文書では標準語が用いられることがほとんどですし、仮に方言があったとしてもなんとか理解できる程度の違いです。

ですが、中国語の方言に関しては違う言語とも思えるほど違いがあるため、どんな種類の中国語への翻訳なのかをはっきりさせておかないと、後々せっかく翻訳した文書の意味がなかったということにもなりかねません。

また、このような違いがあるからこそ、事前に翻訳する資料や文章が、中国語圏の中でもどのような方を対象としたものなのかをあらかじめ定めておくことが必要になってきます。

例えばこれから中国語圏にビジネス展開を検討している場合、香港の場合は広東語への翻訳が、台湾の場合はメインで使用されている北京語への翻訳が必要です。

実際依頼するときの流れ

依頼するときの第一ステップとして、まずは気になる翻訳会社とコンタクトをとりましょう。
インターネット上の問い合わせフォーム、メール、電話でなど様々な方法がありますが、初期段階の簡単な問い合わせであれば問い合わせフォームが気軽で便利ですし、電話だと細かな質問解決も早く、会社の雰囲気も知ることができるため安心です。

初めのうちでも簡単な依頼内容を伝えておくとその後の段取りがスムーズなので、大まかな内容をある程度まとめた上で問い合わせをするのがおすすめです。_その後、原稿を送り見積もり依頼をします。
基本的に翻訳にかかる金額は一文字いくらというように決まっており、予算や納期を改めて確認し、問題がなければ進行となります。

その後翻訳会社や依頼者の希望に応じて、メール添付や郵送などといった方法で納品されるので、内容に不備がないかを確認しましょう。
修正箇所がある場合は改めて修正依頼をしますが、この際に大幅な修正依頼が発生した場合は追加料金が発生する場合もあるので注意が必要です。
料金の支払いに関しては、基本的には納品後の請求ですが、場合によっては前払いのところもあります。

予算と納期

基本的に翻訳の価格設定は一文字いくらというような文字単価となっています。
翻訳のクオリティや専門性の高さ、納期までの期間などでその単価は変動しますが、多くの場合はフリーランスの翻訳者に依頼する場合は比較的料金は低めのようです。

ここで注意しておくべきポイントは、翻訳会社は料金だけで選ばないという点です。
早くて安いことを売りにしている会社も多くありますが、万が一クオリティが満足いくものでなかった場合、改めて別の会社に依頼することになってしまう場合もあります。

「高額な設定だから安心!」というのもまた違いますが、初めの問い合わせの段階で希望にあった翻訳者がいるかどうか、評判はどうかなど、できる限り依頼を検討している翻訳会社のリサーチをした上で、予算に見合うところを選択しましょう。

そして、依頼から納品までのスケジュール確認も重要です。急を要している場合もあれば、時間をかけてでも正確で丁寧な翻訳が求められる場合もあると思うので、目的に応じて選びましょう。
また納品後の修正サービスがある場合には、追加料金が設定されていたり、元々の単価が高かったりする場合があるためこちらの確認もとっておくと良いです。

依頼時の注意点

依頼する際には、前提として翻訳してくれる言語を確認しておきましょう。
中国語の翻訳会社で間違いないけどなぜ言語の確認が必要なのか?と思われる方も、初めて依頼する場合によくあることなのですが、中国語と一口に言っても、使われる文字は繁体字、簡体字と2種類あり、話し言葉となると、広東語や、マンダリンとも呼ばれる北京語など地域によってかなり違いがあります。

そのため依頼する翻訳会社が全ての種類を網羅していれば問題はないのですが、所属する翻訳者などに応じて得意とする言語の種類が異なる場合もあるので注意しなければなりません。
日本語から中国語に翻訳する場合には特に、どこの地域でどういった種類の中国語を話す人に向けたものなのかを想定してから依頼することが大切です。

また、納期の確認を忘れないことに合わせて、修正が含まれているプランの場合は修正後の納期の確認もしておきましょう。

修正の可否

初めて翻訳を外注する際に起こりがちなのが、納品された文章が希望していたものとズレがあり、修正が必要になる場合です。
あらかじめ伝えていた注意事項や誤字脱字などの簡単な修正においては基本的に無料での対応となりますが、言い回しの修正や、内容自体の差し替えなどは追加料金が発生する場合があるため、事前の確認をしておくのがベターです。

また、修正を依頼してから再納品までのスケジュールも事前に確認しておきましょう。
すぐに修正されたものが戻ってくるかと思っていたら中々戻らず、必要な日程に間に合わなかった、というような後からのトラブルを防ぐことができます。
信頼のおける関係性の会社であれば修正なしでも問題ないと思いますが、初めは修正サービスがある翻訳会社の方が安心かもしれません。

まとめ

中国語の翻訳を外注する際の流れと見落としがちなポイントをご紹介してきました。
後になってうっかりということがないように、基本的な確認事項に加えこだわりのポイントをチェック項目として事前に用意しておき、納得のいく会社選びをしていきましょう。

初めて中国語の翻訳を翻訳会社に依頼する場合には、どのように進めて良いかわからないことが多く、場合によっては先送りになってしまうこともあるかと思います。
しかし基本的な流れはどこの会社もあまり変わらないため、今回ご紹介したようなステップを踏むことで簡単に依頼することができます。

円滑なビジネスを成功させるため、外部企業とも力を合わせながら成長していきましょう。