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中国語の翻訳会社に関するお役立ちコラム

バイトから翻訳会社に就職するのは可能?

本音は今すぐにでも正社員で働きたいけれど、スキルや時間の兼ね合いもありまずはアルバイトからステップアップしていく。在宅ワークだけでは無く、勤め先の企業でもよくある話です。翻訳会社にも同じ事が言え、コツコツを経験と信頼を積み上げていけば正社員になる事が可能です。とは言ってもアルバイトと正社員では働き方が違い、よく吟味しておかないと辛くなってしまう場合もあります。双方のメリット・デメリットを知り、自分に合った働き方を見つけて下さい。

まずはアルバイトから入社ということも多い

「未経験者ですが恐らくできると思うので正社員で雇って欲しい。」あなたが経営者だとして、唐突にこんな事を言われたらどうしますか?ほとんどの人がノーと返答するのが目に見えています。ただ好きだから、できそうだからといった理由で翻訳業界の門を叩き、翻訳会社へアポを取り正社員になりたいというのはこれと同じです。アルバイトと正社員では雇用形態が違い、企業としては安易に正社員として雇うのはリスクがあります。

スキルを十分確認していない状態で雇うのはとてもリスキーです。翻訳業界は在宅が多いので、とにかく人選が重要です。だからこそ当初はアルバイトで雇いスキルやその人の状況を把握します。この時点で企業が求めているレベルで無いと正社員はおろかアルバイト契約も切られます。反対にスキル・経験・人となりに問題がなければ正社員になる事も可能です。

翻訳といっても様々なカテゴリがあり、大きく分けると文芸翻訳・実務翻訳・映像翻訳の3つがあります。文芸翻訳は自分で作品を持ち込んだり、コンテスト応募が必要になったりある程度自分で管理しなければなりません。また翻訳会社へ就職では無く独立がメインです。実務翻訳は正社員では無くSOHOで雇われるケースがほとんどです。映像翻訳はアルバイトからステップアップしていくのが一般的です。

但し募集数が少なく、一定のスキルを求められるのでアルバイトといってもかなりハードです。それでも翻訳家になりたい方から熱い支持を得ています。但しアルバイトの場合は特別なスキルを持っていなくてもできるので、全くの未経験から始める場合には大きなメリットになります。

アルバイトでも働き方次第でしっかり稼げる

在宅を含むアルバイトで翻訳をしている方から「正社員だから稼げない。」「アルバイトはたかが知れている。」という声を聞きますが、それは間違いです。雇用形態がどうであろうとうまくいけばしっかり稼げるのが翻訳会社の良いところです。

企業選びも就職の大切なポイントですが、今よりも稼ぎたいのなら専門的な知識が必要です。言語にもよりますが英語で一般的なビジネス文書を翻訳すると1ワード辺り2~3円が平均単価で、1000ワードこなしても利益は微々たるものです。医学・薬学・金融にテクノロジー関連と専門的な知識や表現が必要な場合は1ワード20~35円なので、同じ数をこなしても収入は10倍近く変わります。

翻訳業界の面白い点はスキルがあればアルバイト・正社員関係なく仕事が与えられる点です。当初はある程度軽い仕事のみですがスキルがある、信頼できるとクライアントが感じるとどんどん仕事が舞い込んでくるので、結果的に正社員よりも稼ぐケースもあります。またアルバイトを副業の一貫としてやっていれば本業にプラスで収入があるので、結果的にアルバイトや本業一本よりも稼げます。

就職先を選ぶ際に安定性で選択するのも大切ですが、自分のスキルをしっかりと評価してくれるのかということも重要なポイントです。もし就職しても稼げないと感じたら雇用形態の見直しも良いですが、自分自身の働き方が効率的であるのかを考えるのも良いです。アルバイトの場合、複数の求人サイトへ登録して自分の顧客を獲得しながら稼ぐ方法もあります。

本格的に稼ぐには正規採用が必要

当初はアルバイトだけれど、ゆくゆくは正規採用となりバリバリ働きたい。就職に関してはそう考えている方がほとんどで、あながち間違っていません。翻訳会社によっては任せられる仕事を明確に区切っているケースもあり、本格的に稼ぐなら正社員になる必要があります。

その前にはまず正社員になる必要があります。企業によって登用条件は違いますが、専門的なスキルを持っていると有利になります。翻訳業界で特に優遇されるのは医学・薬学です。言語スキルはもちろんですが、その分野でしか通用しない特殊な表現や言い回しが多かったりします。その為、新卒から翻訳家になるよりも、様々な知識やスキルを持っている転職の方が正社員になりやすいケースもあります。

別の項目でも説明しましたが、専門性のある翻訳業務だと1ワード20~35円と高単価なので、アルバイトよりも稼ぐ幅が広がります。また正社員で本格的に稼ぐのであれば翻訳に加えてレポートをまとめたり、翻訳とは全く関係のない業務に携わったりするのも良いです。管理者レベルになればアルバイトに仕事を割り振る事もあるので、ある程度責任を課せられる事もあります。

翻訳しかやりたくない!翻訳だけで稼ぎたい!というのはスキルが無いと難しい可能性がありますが、それでもコツコツと経験を積んでいけばクライアントや企業から信頼を得られます。仕事量によって判断されるケースがほとんどなので、正社員登用の記載が無くてもなれる可能性もあります。

時間を自由にしたいならアルバイトが有利

ある程度自由な時間を確保しながら生活がしたい。それなら正規採用よりもアルバイトの方が良いです。翻訳の仕事は通勤だけでは無く在宅でもできるので、好きな時に好きなだけ稼ぐというライフスタイルにあわせた働き方が可能なのも大きなメリットです。就職の場合は会社が優先になり、且つ責任のある地位になると自分のスケジュールだけを進めるわけにも行きません。

一例を挙げると学生が在宅で翻訳会社とアルバイト契約を結んでいる場合、テスト前やレポート提出など課題がある期間は案件を受けない選択ができます。その後、企業へコンタクトを取り受注再開して稼ぐのは学生ならではの働き方です。

続いては主婦が翻訳家としては働くケースです。お子さんが小さい場合や日中は家事をしていて、夜間帯しか時間が取れない方も大勢います。翻訳会社で在宅のアルバイトをすると、納期を守ってくれるなら働く時間は自分で決められます。毎日コツコツ仕事をこなすのも良いですし、一気に仕上げるのもOKです。

但し注意して欲しいのが納期です。企業から依頼される案件には必ず納期が定められています。納期を守らないと収入に結びつかないばかりか、翻訳会社との契約に亀裂が入る可能性もあります。受注した案件がどうしても間に合わない場合は、気づいた時点で企業へ報告・相談をして下さい。その上で納期を延ばすのか、別の翻訳家に依頼するのかを確認します。アルバイト・正社員どちらも仕事をしている事に変わりはないので、自己判断では無く企業へホウ・レン・ソウする事で、誰にも迷惑をかけずに仕事を遂行できます。

一番やってはいけないのが自己判断の上「時間はかかるけれど、できると思った。」という事です。企業・クライアントどちらにも迷惑をかけてしまいます。

まとめ

翻訳会社に就職する場合、正規採用から入るのも良いですがスキルが十分でない場合はアルバイトから始めるのも良いです。当初は難易度の低い案件、または責任を問わない仕事を与えられるのでプレッシャーを感じずに仕事をこなせます。

仕事ぶりによってはアルバイトから正社員になるケースもあったり、働き方によってはアルバイトでもガッツリ稼げたりします。どちらも一長一短なので自分はどんな事を可能なのか?またはどんな働き方をしたいのか?を明確にするのが翻訳会社と長く付き合っていく方法です。