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マーケティング翻訳は、翻訳会社への就職よりフリーランスの方が稼げる?

「マーケティング翻訳」の同義語として「クリエイティブ翻訳」があります。後者に注目してみると、マーケティング翻訳に求められる能力が分かりやすいのではないでしょうか。通常の翻訳と比較するとより消費者や利用者に分かりやすく、魅力ある文章に翻訳するのが求められるのです。そのためフリーランス思考の方の方が向いているケースも多いですし、収入面でも翻訳会社に就職するより稼げることも多いのです。

マーケティング翻訳の需要

翻訳家としての仕事は多岐に渡りますが、比較的原文の意味に忠実に翻訳することが求められるのが一般的です。辞書に載っている表現を用いるのが良しとされることが多い世界ですが、マーケティング翻訳においてはその逆です。原文にとらわれず、より人を惹きつけるような言い回しを用いることが求められます。広告系の読み物を翻訳する際に重要なのは、本来の意味をきちんと訳すよりも、訴求力のある翻訳することなのです。

マーケティング翻訳の需要の高まりの背景には、AI技術の進歩があります。AIが進化することにより、論文などの形式的な文章については翻訳家が不要となる時代も当然のように訪れると言われています。ただしマーケティング翻訳においては、人々の心や購買意欲に働きかけるような文章に訳すことが求められるので、やはり人間の翻訳家が必要だというわけです。

なぜフリーランスがおすすめなのか

ではなぜフリーランスの方がおすすめなのかと言えば、単純により稼ぎやすいからです。広報・マーケティング分野に関する翻訳の仕事については、たとえばプレスリリース、企業のホームページ、社内報や社外報、カタログや会社案内など、多岐に渡ります。ひとつの会社で成功を収めれば、リピートして依頼をもらえることもできますし、そこからさらにコネクションを得ることもできます。営業力に自信があれば、フリーランスとして様々な企業と仕事をすることで活躍の場を広げることもできます。

ある程度実績が構築されていけば、報酬についても交渉がしやすくなります。きちんとスキルアップをして仕事を着実にこなしていけば、自然とそれも伴ってくるでしょう。仕事を自ら選択して受けることもできるようになるのがフリーランスの魅力でもあります。

経験を積むには就職という選択肢も

ただし、フリーランスとして成功を収めるためには、前段階として経験や実績が重要です。マーケティング翻訳家としての実績をアピールできるようにならなければ、フリーランスとして稼ぐのは容易ではありません。そのステップのひとつとして、翻訳会社に就職して経験を積むのもひとつの手段です。

マーケティング翻訳の特徴としては、いかに「魅せる」文章に仕上げるかといった点が大切だということでした。そのためには、企業が伝えたいこと・消費者や利用者が知りたいことを加味しながらの翻訳が欠かせません。原文通りの翻訳では不十分ですが、そもそもの意図や目的から逸れてはいけません。適切な内容に仕上げるには、多くの翻訳経験がものを言うことがあります。そういった面では、翻訳会社に就職してたくさんの翻訳の機会を得るのもまた有効だと言えます。

まとめ

翻訳家としても、AIに仕事が奪われる時代を懸念しておく必要がありそうです。そんな中、生き残り活躍を続けていくには、クリエイティブな文章表現をする仕事を選ぶことがひとつの対策と言えるでしょう。読ませる文章、惹きつける文章が求められる、広告やマーケティングに関わる翻訳は、まさにこれからの時代に翻訳家として生き残る術とも考えらえます。需要も高く、実績を積み重ねればしっかり稼ぐこともできますので、フリーランス志望の方におすすめとも言えます。