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中国語の翻訳会社に関するお役立ちコラム

翻訳会社では本当に中途採用を受け入れているの?採用条件は?

就職の話になると決まって話題になる中途採用or新卒の受け入れ。一般的な企業は新卒を多く取りますが、翻訳会社は状況が違います。特に手広く翻訳に取り組んでいる企業ほど中途や転職組みを受け入れていて、他業界の方が見ると不思議に思う事でしょう。しかしこれにはれっきとした理由があります。その理由はもちろんですが、これから翻訳家を目指している方へ就職先の探した方やチェックポイント、学生の場合は情報の集め方をお教えします。

どの翻訳会社でも積極的に受け入れている

別の項目でも話したように、翻訳会社が求めている人材は新卒だけでは無く中途も積極的に採用しています。その理由は新卒には無い社会経験と業界経験です。

翻訳は単に文章を訳すのでは無く、その分野でしか使わない表現やいい言い回しを理解しなければなりません。その為、様々な業界や分野に精通している中途組が重宝されます。特に医学・薬学・金融・政経はまだまだ人手が少なく、案件自体も高単価でやり取りされています。

一般的なビジネス文書の単価が1ワード2~3円に対して医学は1ワード35円以上が相場です。クライアントは常に信頼できる翻訳家を探しているので、気に入られると継続的に案件をくれるので継続的な収入にも繋がります。中途採用を手厚くしている企業は、これまでに培ってきた経験を仕事に活かして欲しいと考えていて、ある程度自由に案件を選ばせてくれるところもあります。転職でフリーランスになる場合は、応募の際にこれまで経験してきたスキルや自分の得意分野をうまくアピールして下さい。

仮に今はスキルや得意分野が無い場合でも独学やセミナー参加でも構わないので、少しずつ知識を深めていくと良いです。これから先、英語だけでは無く中国語やフランス語、ロシア語と様々な言語を理解したバイリンガルならぬトリリンガル、クァドリンガルが求められます。話せるのはもちろんですが、翻訳をする事であなたへの信頼が高まり結果的に社会的信頼と高収入に繋がります。これから翻訳業界に飛び込もうと考えている方は、中途という武器を最大限に活用して下さい。

中途採用実績の良い会社を事前にチェック

中途採用を狙っていても、翻訳会社ならどこでも良い訳ではありません。中途を積極的に採用している反面、この業界は少数精鋭で案件を回しているところもあるので他企業と違い採用人数が少ないケースもあります。その為、目星をつけるのなら中途採用実績の高い企業が良いです。

見極めのポイントは求人サイトだけでは無く、その企業HPをチェックする事です。採用情報はもちろんですが実績を掲載しているページがあれば確認し、無い場合は直接質問するのも良いです。新卒よりは多くのスキルを求められるケースもありますが、その分即戦力になれるので企業へ貢献できます。

都内にある医学系の翻訳を受付している企業は新卒・中途採用だけでは無くパートでの翻訳も受け入れています。学歴にこだわりが無くこれまでのスキルを活かしてくれる方は積極的に採用しているようです。但し必須条件や求められる条件もあり、製薬企業や臨床試験関連文書に精通している必要があるようです。

これは一例で翻訳会社によって違うので企業やサイトの口コミをチェックして、事前にある程度の評価を確認しておくのも賢い方法です。ここで注意して欲しいのが翻訳会社だから、必ずしも翻訳家になれるとは限らない点です。確かに翻訳に関する仕事をする事はできますが、翻訳だけでは無く校正作業や案件を持ってくる営業などもあります。どうしても翻訳のみの仕事がしたいなら、通勤ではなく在宅ワークで受注すると良いです。在宅ワークの募集は求人サイトよりも、翻訳会社のサイトに掲載されている事が多いです。

大学の学生課でも情報をもっている

学生の内から翻訳家を目指す方は年々増えています。しかしこの業界は中途採用が強いので新卒の場合、何から学べば良いのか分からずに時間をムダにするケースもゼロではありません。貴重な時間を無駄にしない為にも、在学中は学生課へ相談してみましょう。

学生課は学生が大学生活を送る為に必要な情報をまとめているところで、入学試験や学籍管理をメインにしています。もちろん就職支援も行っているので、翻訳会社に関する情報を持っている事が多いです。学生課なので大学生が新卒で狙える企業だったり、持っていると有利になるスキルや資格情報を教えてくれたりします。翻訳は能力なので学歴や資格などは関係ないと言われています。

確かに柔軟な考え方をしている企業が多いのですが、資格やスキルは持っていても困りません。学生に人気資格と言えば英語能力が数値化されるTOEIC。高得点であればそれだけ基礎を知っている事になりますし、英検も同様の理由で重宝されます。海外留学の経験や、日常会話レベルでも良いですので言語化できるのならそれもアピールポイントです。全くゼロの状態であれば少しでも採用率を高める為に資格情報や面接について確認しておくと良いです。

そしてもう一つ学生課が持っている情報がおすすめである点は、斡旋する会社の質が良い事です。学校に認められる企業は実力・実績が伴っていなければなりません。どんなに小さい企業であってもそれを踏まえてプラスにする何かしらのポイントがあるケースがほとんどです。せっかく自分で探してもブラック企業であれば自分が苦しむだけです。在学中はこれらの機関をうまく活用して就職活用を行って下さい。

サイト上での情報交換も重要

自分を受け入れてくれる翻訳会社が中々見つからない。そんな時はネットを使って情報集めをするのも良いです。掲示板や転職サイトなどサービスは星の数ほどあるので、自分の好きなサービスを選びチェックして下さい。

ただネットの情報は全てが真実ではありません。特に不特定多数の人間が集まる無料掲示板はあえて評価を落とそうと考えている方だったり、その企業に恨みがあったりして根も葉もないウソの情報を発信する場合もあります。

その為、翻訳会社の情報収集をする場合、有料や会員制のサービスが良いです。求人サイトによってはこれらの機能がついている事もあるので、上手に活用して下さい。こちらが受身で情報確認するのも良いですが、自分が知っている情報を共有すると良いですし、更に有力な情報が集まりやすくなります。同年代が集まるサイトよりは老若男女様々な方が常駐しているサービスが良いです。翻訳会社で必要なスキル、実際に面接を含む仕事をしてどうだったか?といったナマの声を聞くチャンスです。その情報と今の自分を照らし合わせれば何が必要なのかが自ずとわかってきます。

海外にもこのようなサービスがあるので、今もっている翻訳スキルを向上させつつ情報交換をしたい方におすすめです。海外の求人サイトは日本人登録がまだ少なく、日本語翻訳が堪能というだけで重宝されます。海外では1ワード12~13円と日本よりも単価の高い案件もあるので国内企業ではうまくいかなかったが、現状海外サイトで満足の行く仕事をしている方も多くいます。中途採用してくれないと嘆くのではなく、時にはフィールドを変えてアプローチしていくのも良いです。

まとめ

多くの企業が新卒を有利に採用している中で。翻訳業界は中途採用に力を入れているところもあります。社会経験があり、且つ専門知識を持っている方はこの業界で重宝されます。即戦力になるのはもちろんですが、知識がないと翻訳できない表現や言い回しがある医学・薬学・テクノロジー関連は今後更に伸びると予想されています。

中途を積極的に受け入れている企業は実績を公開している事が多いので、事前にチェックして下さい。学生は学生課で情報を集めたりネット上で意見交換したりするのも賢い方法です。