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中国語の翻訳会社に関するお役立ちコラム

翻訳会社でチェッカーとして働くのに必要なスキルとは

翻訳者からチェッカー、チェッカーから翻訳者、移行するのはいずれのパターンもあります。翻訳会社で翻訳者として働いていた方が、ライフスタイルの変化に合わせて在宅でチェッカーへ転向することもあります。一方翻訳トライアルになかなか合格できない方が、チェッカーとして経験を積んだ後に翻訳家として活躍することもあります。今回は、特に翻訳チェッカーの仕事に注目して解説していきます。

チェッカーに必須な基本的なスキル

翻訳チェッカーとして働くには、翻訳者同様に一定以上の語学スキルが求められます。中国の翻訳チェッカーとして働く際には、中国語・日本語の双方をスムーズに扱える必要があります。

また、校正・校閲のスキルも必要です。翻訳者の誤りをチェックする必要がありますので、一言一句見落としがないような慎重さも求められます。また原文にも誤りがあるかもしれないので、その点にも配慮が必要です。たとえば主語や単語の抜けがないのかきちんと確認すること、内容によっては専門的な情報をリサーチしておくことも重要となります。さらには翻訳する目的、読む対象に応じた適切な文章表現への修正が必要なこともあるでしょう。

翻訳者に必要なスキルとの違い

翻訳者に必要なスキルとの決定的な違いと言えば、専門性についてではないでしょうか。翻訳者としては、一定の分野に特化している方が稼げるというのが常識と言われます。専門性を高めていく方が仕事のコネクションや人脈を広げやすくなり、高収入にもつながりやすくなります。得意分野を持っておく方が、スキルアップがしやすいといったメリットもあるでしょう。

一方チェッカーとして仕事をする際には、幅広い分野に対応できる柔軟性や知識・情報量が求められます。様々な翻訳者の、あらゆる訳文をチェックする必要がありますので、専門性を高めることが得策とは言えません。もちろん翻訳者への移行がその先の目標としてあるのならば、チェッカーとして働きながら専門性を磨いておかれると良いでしょう。いろいろな翻訳者の表現やよくあるミスなどは、自分のスキルアップにもつながります。

どんな人に向いている仕事なの?

どんな人に向いている仕事なのかと言えば、真面目・慎重・好奇心旺盛な性格の方だと思われます。真面目さや慎重さに関しては、訳文をチェックするのに欠かせないものです。ちょっとしたミスや見落としがあってはならない仕事ですので、コツコツと丁寧に仕事を仕上げるタイプの方に向いていると言えるでしょう。

また、好奇心が旺盛なのもチェッカーとして働くうえで重要です。あらゆる種類、あらゆる分野の翻訳チェックをすることとなるのが一般的な業務内容となりますので、幅広く知識や情報を得ようとする意欲が求められます。知らないことに興味を持つ、苦手な分野にも挑戦する姿勢を維持し続けられる方に向いている仕事だと言えます。

まとめ

翻訳者への足掛かりとして、チェッカーとして働こうと考える方も少なくありません。実際、その経験を通して様々な訳文を読むのは良い勉強となることでしょう。ただ、翻訳チェッカーの方が楽な仕事かと言えば決してそうではありません。求められる語学力や文章表現力は同じなうえ、あらゆる分野への対応が必要となる点では、向き不向きが分かれるポイントかもしれません。仕事の正確性、探求心を持ち合わせているのであれば、チェッカーという仕事もまた魅力的に感じられることでしょう。