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中国語の翻訳会社に関するお役立ちコラム

合格率アップ!中国語翻訳会社のトライアルに合格するために!

トライアルは翻訳会社が行うテストです。これに合格する事で翻訳の仕事の依頼があり、受けることができます。トライアルは中国語ができるというだけでは合格は難しいのでしょうか?実の所、翻訳スキル以外にも必要なことがあるようです。

今回はトライアルに合格するための秘訣について、そして合格後翻訳の仕事の案内が来るまでにできることをお伝えいたします。

中国語翻訳会社の試験トライアルとは?

翻訳者は翻訳会社に勤め社員として働いている人もいますが、在宅で仕事をする人も多いです。しかしながら「翻訳家になろう!」と思い立っても、すぐに翻訳の仕事を個別にもらう事は困難です。

翻訳家として活躍するためにはまずは翻訳会社が行うトライアルに合格し、登録翻訳家になることが不可欠です。登録翻訳家になることで、仕事の依頼がくるようになり、在宅での仕事が可能になります。何故登録翻訳家という形をとっているかと言うと、翻訳会社で直接雇うとなると固定費や人件費が増えますし、クライアントからの依頼の増減に対応しにくくなるからです。急な依頼の増加があっても、フリーランスの契約翻訳家がいればすぐに対応できますし、依頼が少ない時期になっても経費が嵩むことがありません。

契約翻訳家を選抜するための試験であるトライアルは「この翻訳家に仕事を任せても問題ないか」というのを見るためのものです。見るポイントとしては中国語ができるかということ以外に、日本語力の有無もあります。原文を忠実に日本語に訳する事にプラスして、作者の意図が日本語訳にも反映されている必要があります。

特定の分野に対しての知識も翻訳する上で欠かせません。日本語の文章でも、一般の方が医学書や法律関係の書物を読むのは、表面的には分かっても内容を理解するのは難しいですよね。翻訳の際は言葉を機械的に訳しても、読み手には内容が伝わりにくくなりますので、医学、法律、美術、音楽などの専門知識を有しているかどうかも、翻訳に反映されるので、合格にするかしないかの分かれ道になりやすいです。

トライアルの前には、書類審査も存在し、ここで落選する方も多くいます。書類審査では翻訳の経験の有無などを見られますが、翻訳会社が求める内容のものを提出しなくてはいけないので、気を抜かずに作成する必要があります。

書類審査を通過すれば、次はトライアルです。翻訳会社に赴いて受けるのではなく、メールに課題が添付されて送られてきます。期限は会社によって変わりますが、1~2週間での提出が目安です。

トライアルに合格するための秘訣

トライアル合格のための秘訣でキーワードになるのが、正確性と信頼感です。先ほどの話の通り、翻訳のスキルは仕事を任せる上で重要です。しかし、仕事を任せられるパートナーとして受験者は信頼できるのか?という点も含めて評価しています。

具体的に言えば、メールの返信の速さや内容について、細かい指示事項がしっかり守られているかといったことです。なので、トライアルの申し込み時点から試験は始まっているといっても過言ではありません。申し込み時点でのメールのやり取りからも気を抜かないようにしましょう。

正確性というと、クライアントの指示に従っているかどうか、翻訳にミスがないかということが含まれます。どんなに翻訳が素晴らしくても、クライアントの指示に従っていなかったり、ミスがあったりすると、クライアントからの信頼を失う恐れがあるということで、トライアルではマイナスポイントです。トライアルの課題が送られてくる際に、細かな指示事項が記載されていることがありますので、メールは最後までしっかりと目を通すようにしましょう。

この例で言いますと、トライアル申し込みの際に「どのトライアルを希望するか、明記の上、履歴書を添付して返信してほしい」というメールに対して、履歴書のみ添付して返信すると、どんなに課題の翻訳がよくても後日不合格になることが多いそうです。指示には、添付ファイル名の指定やファイルを圧縮の有無についても指定されることもあります。

では、信頼感とはどういうことなのでしょうか。翻訳会社が一番重要視することは契約翻訳者との連絡のとりやすさです。翻訳の腕が良くても信頼感が薄れれば、仕事を回してくれなくなります。なので、トライアルの課題がメールで届いた際も、課題ができた時に返信すればいいやではなく、すぐにお礼とメールが届いた旨を連絡すべきですし、提出期限の記載がなければ、いつまでに提出可能かを返信の際に書いておくと、印象がよくなります。

トライアルに合格するには正直な所、会社との相性もあります。しかし、少しでも合格率を上げるためには以上のようなことを実践してみてください。

トライアルに合格後は?

合格後は晴れて、翻訳会社の契約翻訳家としての仕事がスタートです。ここからが翻訳家としての本当のスタートです!仕事の依頼がくるまでの期間は3か月ほど空くことが多いようです。その間にできることをして仕事を待ちましょう。

この間に翻訳家としての能力を磨くようにしましょう。そのためには自身が担当する分野の質のいい文献を読むようにするといいです。それは日本語、中国語問わず、たくさん読むようにし、実際に翻訳する訓練を積んでください。

次に1日にどれだけの分量を翻訳できるかを把握することです。翻訳では納期を守ることは重要事項です。翻訳会社からの仕事依頼を受けるかどうかを判断する基準にもできます。依頼の案件を受けたくても、会社の希望する納期に間に合いそうにないのであれば受けることはできません。また、1日にどれだけ翻訳する時間を確保できるかも予め把握し、長時間翻訳するのにも慣れておくことも大切です。できれば1日6時間は翻訳できるようにしておくといいでしょう。

翻訳する時間の中で、ずっと集中して翻訳するのは難しいですよね。集中できる時間帯はいつか、集中が切れる時間帯はいつか、その時の気分転換の方法について把握しておきましょう。納期が迫るとなかなか外出も難しくなることもありますが、散歩や軽い運動、すっきり系の味のガムをかむなど、方法は色々とありますよ。

ミスがないことは信頼感に繋がるとお伝えしましたが、ミスをなくす為にもセルフ校正の訓練も仕事の案内がくるまでにしておきましょう。トライアルに合格しているのであればある程度、セルフ校正の能力があるはずですが、翻訳の精度をより高めるためにも訓練をしておくことはお勧めです。

まとめ

トライアルは翻訳会社が「この人に仕事を任せて大丈夫か?」ということを見るためのテストです。課題の出来栄えから翻訳のスキルをみることはもちろんですが、メールのやり取りの中で正確性や信頼感の有無についても確認するので、メールのやり取りも合否に関わってきます。トライアルに合格するには、中国語のスキルだけでなく、連絡をまめにすることや、指示を確認し実行する事も必要になってきます。

合格後は仕事の案内までに3か月程度空くことが多いので、その間に翻訳のスキルを磨く、自身の1日の翻訳量の把握、可能な作業時間について把握をし、実際に仕事を受ける時に困らないようにする準備をしましょう。